【最新】大学推薦入試③推薦入試で併願可能な大学~併願のメリット・デメリット

アイキャッチ画像 大学入試お役立ち情報
スポンサーリンク

記事の概要

大学入学共通テストまで、間もなくあと200日となります。

 

昨年度の一般入試(=現「一般選抜」)は、兼ねてからの予想を上回り、極めて厳しいものになりました。

 

以前、「今年度の一般入試が難化する理由」を解説しましたが、今年度も引き続き難化することが予想されています。

 

そのため、様々な種類がある推薦入試を効果的に活用する戦略が極めて有効です。

 

推薦入試には大きく分けて2つの方式があります。

 

①専願…その大学に合格した場合、入学することを確約した上で出願する方式。

②併願…その大学に合格しても、他の大学を受験することが可能な出願方式。

 

この記事では、昨年度まで2年連続して高校3年生の担任を務めてきた経験を活かして、大学推薦入試の専願方式と併願方式の違いや、併願方式のメリット・デメリット、推薦入試で併願可能な大学について具体的に解説しようと思います。

 

長年の間、受験指導・進路指導に携わってきた経験から、高校生やその保護者の方、新任の先生向けに、ここだけの、取っておきの、実践的な入試攻略法をご紹介しています。

最新の情報が入り次第、記事の内容を更新したいと思いますので、定期的にサイトをご訪問ください。

 

大学入試お役立ち情報一覧

大学入試お役立ち情報
長年の間、受験指導・進路指導に携わってきた経験から、ここだけの、取っておきの、実践的な入試攻略法をご紹介しています。

 

スポンサーリンク

専願と併願

大学推薦入試の方式には、「専願」と「併願」があります。

 

専願とは、その大学に合格が決まった場合、入学することを確約した上で出願する受験形態です。

 

一方、併願は、たとえその大学に合格したとしても、その他の大学を受験することが可能で、最終的に進学しなくても構わないという受験形態です。

 

入学の権利は3月末まで持続する場合がほとんどです。

 

大学推薦入試に併願方式があることを知らない保護者の方は意外に多く、春の保護者会で説明すると、「そんな便利な推薦があるんですね」と興奮気味におっしゃる方がいます。

 

ただ、注意すべきポイントがあります。

 

これは大学によっても変わってきますが、合格した場合、入学金と前期分の学費などを支払わなければならないことです。

 

進学を辞退する場合には、入学金以外が返金されるところが多いように感じます。

 

せっかく滑り止めとして確保したのに、納入金が支払えずに入学の権利を手放すのはもったいないですので、受験する前に必ず応募要項で納付する金額や期限などを確認するようにしてください。

 

スポンサーリンク

併願方式のメリット・デメリット

メリット

〇合格すれば、精神的余裕が生まれる

〇合格すれば、第1志望校など上位の大学の入試対策に専念できる

〇合否にかかわらず、試験の練習ができる(=場慣れできる)

 

デメリット

〇合格した場合、志望校に向けた闘争心がなくなる(=モチベーションが低下する)

〇ある程度の学費を納付するので、経済的に厳しくなる(=一般入試の受験校を減らさなければならない可能性がある)

〇不合格になった場合、精神的に追い詰められる

 

もし現時点で、自分の学力が思うように伸びていない場合には、この併願方式での受験をお勧めします。

 

しかし、もし現時点で、自分の学力が第1志望校の偏差値を上回っているなら、利用しない方が良いです。

 

推薦入試の準備にはそれなりに時間を要しますし、合格した場合、安心してしまって勉強に対するモチベーションが削がれることが往々にしてあります。

 

自分の性格を熟知していると思いますので、利用した方がもっと頑張れると感じるのであれば、受験を検討してみてください。

 

スポンサーリンク

推薦入試で併願可能な大学

総合型選抜(=旧「AO入試」)は9月から出願が始まりますので、残された時間は100日を切っています。

 

この数字を聞いて、ようやく現実味が出てきたのではないでしょうか?

 

ここ数年、大学一般入試(=2月以降に本格化する学科試験)は首都圏を中心に難易度が高まっています。

 

かつて「滑り止め」と言われていた大学は、もはや滑り止めにはなりません。

 

Fラン大学(=偏差値35を割り込むようなボーダーフリーの大学)も首都圏には存在しないと考えた方がよいでしょう。

 

そのため、受験生のセーフティーネットとなりうる、推薦入試で併願可能な大学を紹介したいと思います。

 

*以下の記述はすべて昨年度実績です。

今年度は変更になる可能性もありますので、必ずパンフレットや応募要項をご確認ください。

*選考方法は学科によって多岐にわたるため、代表的なものを記載しています。

*難易度はベネッセの偏差値50を基準にしています。

★が多いほど、難易度が高いということです。

 

①帝京平成大学

偏差値(ベネッセ) 46〜59
選考方法 ・志望理由書

・面接

・1〜2科目の学科試験、または小論文など

難易度 ★☆☆☆☆
特徴 志望理由書や面接を重視しない傾向で、学科試験で勝負は決まる印象があります。

 

②帝京科学大学

偏差値(ベネッセ) 44〜56
選考方法 ・志望理由書

 

・面接(専門分野の口述試問含む)

難易度 ★☆☆☆☆
特徴 志望理由書をきちんと作り込み、志望理由や学習計画、将来のビジョンなどが固まっていれば、要するに進学したい根拠が説明できれば合格する可能性高い。

 

③帝京大学

偏差値(ベネッセ) 48〜60(医学部除く)
選考方法 ・志望理由書

・面接

・1〜2科目の学科試験、または小論文など

難易度 ★☆☆☆☆
特徴 志望理由書や面接を重視しない傾向で、学科試験で勝負は決まる印象があります。

 

「学力が思うように上がらない」を解消したい方はこちらをクリック!

【最新】映像授業のススメ~学習動画のメリットとおすすめのツール
現在、多くの学校が映像授業を提供する会社と提携しており、生徒に学習動画の視聴を勧めています。中には学校の先生の授業力を遥かに凌しのぐような授業も多く、そこで学校の勉強の予習復習をしたり、受験勉強をしている生徒がたくさん存在しています。本日は、映像授業のメリットについて解説します。

 

④桜美林大学

偏差値(ベネッセ) 48〜57
選考方法 一次

・志望理由書

・課題図書についてのレポートなど

二次

・面接(課題図書についての口述試問など)

難易度 ★★☆☆☆
特徴 評定平均値が低いと合格は厳しい印象があります。

提出書類・面接、いずれも丁寧に見るため、きちんとした準備が必須。

高校3年間で、部活動や課外活動などに継続して努力している生徒が優遇されているように感じます。

 

⑤武蔵野大学

偏差値(ベネッセ) 53〜66
選考方法 ・志望理由書

・課題レポートなど

・面接(課題レポートについての口述試問など)

難易度 ★★★☆☆
特徴 志望理由書・課題レポートともに分量が多く、大学側も丁寧に見ます。

昨今、人気が急上昇している大学ですので、武蔵野大学を第1志望としている場合には、チャンスが広がるので受験することをお勧めします。

 

⑥國學院大学

偏差値(ベネッセ) 47〜69
選考方法 一次

・志望理由書

・課題レポート

二次

・1科目の筆記試験・小論文など

・面接(課題レポートについての口述試問など)

難易度 ★★★★☆
特徴 志望理由書や課題レポートなど提出書類の分量が多く、また難易度の高い大学であるので、入念な準備が必要になります。

國學院大学を第1志望としている場合には、チャンスが広がるので受験することをお勧めします。



ワンポイントアドバイス

「究極の滑り止め」ということで言うなら、私は帝京グループの推薦をお勧めします。

 

難易度もそれほど高くなく、志望理由書も200字程度と少なく、面接もすぐ終わります。

 

また、ほぼ学科試験で合否が決まるため、一般入試対策の勉強がそのまま推薦対策になり、受験生に余計な負荷がかからないからです。

 

帝京グループは、一般入試では難易度が高くなります。

 

そのため、ぜひ推薦入試を受験し、進学先として確保することを検討してみてください。

 

帝京グループや桜美林大学では、大学側が事前に推薦に向けたセミナーを開き、提出書類についてのアドバイスをしてくれるので、必ず参加した方が良いでしょう。

 

その他の大学も、オープンキャンパスで質問をすれば、丁寧に傾向と対策を教えてくれると思います。

 

スポンサーリンク

推薦入試有効活用のススメ

大学推薦入試の専願方式と併願方式、推薦入試で併願可能な大学がご理解いただけたと思います。

 

2年連続で受験学年の担任を務めましたが、この併願作戦もあって、「浪人ありき」で受験に臨んだ生徒を除けば、私のクラスはほぼ100%の進学率でした。

 

推薦入試は偏差値が振るわない生徒でも一発逆転があります。

 

一方、一般入試にはそれがなく、実力がない生徒が合格することはまずありません。

 

今から少しずつ推薦入試の準備を重ねていけば、一般入試の勉強に支障を来すことも少ないと思いますので、学力に不安を抱えている方はぜひとも併願方式の推薦入試を検討してみてください。

 

ただし、前述したように、自分の偏差値や性格、ご家庭の経済状況を鑑みた上で、しっかり周りの方々と相談の上、決断を下してください。

 

当サイトでは、大学入試お役立ち情報を発信しておりますので、ぜひこの機会に推薦入試に関する知識を深めてください。

 

次回は「大学に評価される調査書とは?」について具体的に解説したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました