「仕事のやる気が出ない」を解決/[将棋]羽生善治、勝負強さの秘密

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好きこそものの上手なれ

今日は一日中どんよりした天気で、気分が乗りません。

雨は嫌いではないんですけどね。

 

仕事に取り掛かろうとしては、ついついTwitterやInstagramを開きがちです。

と、少しダラダラしながら今日考えたことを書きますね。

 

フリーランスとなって2ヶ月が経ちます。

 

授業をしなくなったので、必然的に地獄だった予習もしなくて良くなりました。

 

私は完璧主義、というよりは心配性なので、授業の予習とシミュレーションは入念に行います。

 

例えば、50分の授業があれば、担当する学年やコースにもよりますが、その倍以上の時間をかけて予習とシミュレーションを行います。

これに、プリントやパワポ資料などを作成する時間が追加されます。

 

教員の世界では、前者を教材研究、後者を教材準備と言います。

 

特に私の担当していた国語という教科の性質上、たとえ入試の問題を解説するにしても、必ずその文章の思想や関連する思想・哲学の理解を深め、それらを分かりやすく説明するための具体例などを用意しなければなりません。

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そして、それらを上手く伝えるための段取りや話しの持って行き方を考え、50分間のシミュレーションを複数回行います。

 

文章は毎回変わりますので、その都度この行程を繰り返すため、学期中は毎日疲弊していました。

 

しかしです、今日は学校を辞めてから、初めて久しぶりに授業がしたいなあという欲がちょっぴり湧いてきました。

 

そう考えてみると、やはり人間には充電の時間は必要なのでしょうね。

 

今の仕事に病んでいる人は、積極的に仕事から離れる時間を取るようにすると良いでしょう。

 

好きこそものの上手じょうずなれ」ですからね。

 

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「仕事のやる気が出ない」の解決策

これは生徒によく話すことなのですが、将棋の羽生善治はぶよしはるさんには独特の対局ルーティンというものがあります。

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羽生さんは対局の休憩時間に、次の一手を考えればよいものを、何一つ考えることなくひたすら昼食やおやつを頬張るのです。

 

あえて何も考えないことで、頭に空間を作り出し、次の一手を考えるための余裕を作っているそうなのです。

 

私なら、5時間目に授業を控えた昼休みには、生徒との面談がない限り、奥のパソコン室にこもって授業のシミュレーションをするところですが、これは本当に目からうろこでした。

 

たしかに、パソコンも頭の回転にあたるCPU(=中央処理装置)と、処理をするために一時的にタスクを保存するメモリ、この2つが充実していないと能力を発揮しきれませんよね。

 

そのため、30分、外の景色を眺めるとか、ボーっとするとか、昼寝をするとか、頭に余裕を持たせるのは逆に効率的ということになるでしょう。

 

この小休止を、自分の夢や目標について考えるなど原点回帰の時間に充て、モチベーションを高めるのも効果的かもしれません。

 

オリンピック水泳競技の金メダリスト、北島康介さんも、オリンピック後の最初の2年間は充電の時間としていますよね。

 

こんを詰めて授業の予習をしていて、不意に眠りに落ちてしまって、目が覚めたときに天井を見上げてボーっとしていると、今まで考えもつかなかったような解説が思い浮かぶことがよくありました。

 

その不思議に何度救われたことか。

 

文章がひらめきやすいのは「三上さんじょう」(馬の上・枕の上・便所の上)だと、欧陽脩おうようしょうも言っていますからね。

 

手詰まりになったときは、ぜひ試してみてください。

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